どもー!トッポです。
結婚も決まり、新しい生活に夢を馳せている皆さん!新婚生活にどんな夢を持っていますか?
「オシャレな街に住みたい!」
「こんな家具が置きたい!」
「憧れの食器を揃えたい!」
聞いている方までワクワクする気持ちが伝わってきます!したいコト、欲しいモノ、たくさん思いつくのではないですか?
夢は膨らむ一方ですね。
でも夢だけでは生活していけないのも事実…!そんなあなたに伝えたい!
2人の収入、2人の出費、生活を続けるために家計管理していかないといけないのです。
新しい生活のために、お金についてちゃんと話し合ったことはありますか?
「お金については何となく話づらくて、先延ばしで…」
それはすごく危険です!
実際にお金の問題が起きたとき、先延ばしにはできません!
2人で住む家の家賃、2人で囲む食卓の費用、光熱費。一体いくら必要なの?
改めて考えると…不安になってしまうこともありますよね。
たくさんの夢をかなえるためにも、家計管理が重要です。
新しく生活を始める二人のために、最低限これだけやれば大丈夫!という一番シンプルな家計管理の方法を教えます!
私はごく普通の会社員ですが、ずっとこのやり方を実践していて、気づいたら300万貯まっていました。
気づいたときにはちょっと自分でもビックリしました。(笑) 気づかずに出来る、手間のかからない所もポイントです!
せっかく新しい生活を始めるのですから、家具や食器とともに、家計管理術も用意しておきましょう♪
初心者は生活の目安にする金額を確認
生活費の中で、大きな割合を占める家賃と食費。
貯金額も気になるところです!
他の家庭ではどのくらい払っているのでしょうか?
毎月の収入から税金や健康保険料などを差し引いた手取り収入額から、目安となる金額を算出します。
収入が一つの家庭も、収入別で管理する予定の家庭も、ある程度開示して、この目安だけは考えた方が良いですね。
①家賃
よく言われるのは「手取りの3分の1」。
つまり2人の家計収入(手取り)が25万なら、約8万が家賃の目安です。
あくまで目安ですが、家賃などの固定費が高ければ、どこかで節約しなければならないところが出てきます。
何に重点的に支出するかは二人の考え方次第ですが、初めて一緒に生活するなら、まずはこの「3分の1」を目安に住まいを探すことをオススメします。
- 固定費が高いとのちの負担になる
- どれだけ高くても収入の3分の1が目安
②食費
食費も家庭によりけりですが、家計収入の15%を目安にするという指標があります。
先ほどの25万のケースだと、3万7千500円ですね。
一人より二人暮らしの方が効率的になりそうなものですが、食の好みや使い方の違いなどでかさんでしまう場合も多い費目です。
食費は後からでも節約して抑えられるので、まずは目安金額を目標に家計管理をしてみましょう。
- 使いすぎてしまいやすい費目なのでまずは目安を決めて
- 収入の15%が目安
③貯金に回す額
家計収入の10~20%を貯蓄に回すのが理想的と言われます。
手取り25万なら、2~3万を毎月貯蓄に回せる家計が理想です。
生活費の余りを貯金するのではなく、あらかじめ天引き(収入から先に引いてしまうこと)などで貯金を確保しておく方法が簡単でオススメです!
詳しくは次の項目で話ます。
- 天引き貯金などで貯金を確保するべし
- 収入の10~20%が目安
シンプルで続けやすい家計管理
・収入 - 貯金 = 生活費 という考え方
家賃、食費、貯金の3つの目安金額を設定しました。
この3つの支出の残りを生活費にします。
この金額で納めるだけで、家計は自動的に黒字になり、決まった額の貯金もできます。
実にシンプルです。
天引き貯金のすすめ
毎月の生活費の残った分を貯金するやり方で貯蓄する家庭もあります。
ですが、計画的に家計管理できる貯蓄体質の人でない限り、使い残して貯金を増やすのはけっこう大変なものです。
そこで、天引き貯金の出番です!
収入から先に貯金分を引いておくことで、貯蓄も確実にゲットでき、難しいことを考えなくても残りの額で生活すれば良いのです。
無理な貯金額を設定すると生活に支障が出るので、無理のない範囲で設定してください。
確実に貯金ができることで、生活に安心感が生まれます。
- 生活費の余りを貯金にしようという考え方は甘い!
- まず先に貯金を引いておくのが大事
財形・積立を賢く使う
貯金額を天引きする方法は、会社の財形貯蓄や、金融機関の積立貯蓄がおすすめです。
金額の再設定もできるので、まずは無理のない金額から初めてみましょう!
(財形は、扱っていない会社だと個人では受け付けてくれません。金融機関の積立貯蓄で代用できます。)
<メリット>
- 最初に設定さえしておけば、あとは決めた日に自動的に振り替えて貯めておいてくれます。
- 使途によっては、利子が非課税になります。
<デメリット>
- 「最低○年は積立を継続すること」などと金融機関ごとに決まっており、期間を過ぎないと引き出すのに手数料が発生します。簡単には引き出せません
- IDECO(イデコ)のような所得控除は受けられません。
<補足:IDECOとは>
個人型確定拠出年金のことです。掛け金が収入から控除されるので、老後の支えと節税をひとつでできるシステムです。新しい家計管理に慣れてきたらこちらもトライできるとなおいいですね!
メリット、デメリット両面ある積立ですが、「あるだけ使ってしまう」浪費タイプの人は最後のデメリットがメリットになります。簡単に引き出せてしまう普通口座よりも、積立にしておきましょう!
- メリット・デメリット両方あるが、無理のない額を設定して積立するのは有
- 浪費癖のある人には特に天引きがおすすめ
実践した結果
毎月少しずつの貯金でも、チリも積もれば山となるんです。
それを実感した出来事があります。
わたしは入社時から会社で一般財形をしています。
まずは毎月1万、様子を見て2万に増やし、ボーナスはなし。わりとスローペースです。
金額も少ないので、天引きされても実感も薄く、変わらず生活していました。
ある時、まとまったお金が必要になり「そういえばいくら貯まったんだろう?」と引き出してみたらビックリ!300万もあった!
半分忘れていただけに、この金額は自分でも驚いたし、本当に助けになりました。
使うアテもなく始めた財形でしたが、必要なときの支えになってくれました。
貯めておいて良かったと思った瞬間です。
家計管理はライフプランと照らし合わせることが大事
ここまで、家賃や食費、貯金額から生活費の目安となる金額を割り出しました。
目安があると、使い過ぎやケチリ過ぎ防止にもなりますし、少し安心できたのではないでしょうか?
でもこれはあくまで目安。
二人のライフスタイルも、収入も、同じ家庭は一つとしてないんです。
一番大切にしたいポイントは、家庭ごとにそれぞれ違います。
今後のライフプランを二人で考えながら、お金の使い方にも二人のルールを決めると、「こんなはずじゃなかった!」と不満がたまるのを防げます。
不満を溜めずに、お金を溜めましょう!(笑)
初心者の家計管理方法 まとめ
- 家賃は3分の1、食費は15%、貯蓄は10~20%を目安に金額を見積もっておく
(食費と貯蓄は再設定しやすいですが、家賃は固定費なので、最初によく考えて) - 家賃・食費・貯金を差し引いた残りが生活費
(なるべく家計はシンプルに。把握しやすい金額でやりくりもラクチン) - 貯金は天引きがオススメ
(確実に貯金のできる家庭にするために必須です) - 細かい内訳は二人でしっかりと話し合うことが大事
(家計管理は世帯ごとにまったく異なります。自分たちの納得できる家計づくりには、考え方の共有も必要です)
最後に
ライフプランによって、収入が大幅に減る時期、出費のかさむ時期など、家庭の収入には波があります。
先取り貯蓄をしておくことで、この波にも柔軟に対応していくことができますし、貯蓄があれば二人の生活は安定します。
何よりシンプルなやり方こそが、家計管理を続ける唯一のコツです。
また、収入がアップしたとしても生活グレードを急に上げない、これもポイントです。
高めの食費設定、多めのお小遣い…上げたグレードは下げるのが難しくなりますからね・・・
下げるときにはどうしても不満が出ますからね。
残す生活費は変えず、増えた分だけ先取りで貯蓄額を増やす。
馴れた生活を維持して先取り額を増やすと、貯蓄は加速します。
少し収入が上がった私の今の財形は、毎月3万です。
上がった分、少し予算を上げた費目もありますが、基本的には昔から変わりません。
そして財形で貯まった金額は、また気にしないようにして生活しています。
いつの日か貯まった金額を見て驚きたいな、という欲も少しあります(笑)
もっと貯蓄のペースを上げたいときに「維持する」ことで増やせる貯金もあることを覚えておいて損はないですよ!
最初の道筋さえつけてしまえば、あとはただ生活費の中でやりくりするだけ。
誰にでもできる、とても簡単な方法です。ずっと続けていくために無理のない範囲で、生活も、貯蓄も欲張っていきましょう!