どもー!トッポです。
「特に贅沢した覚えもないのに、月末にはいつもお金がない…」
身に覚え、ありませんか?
毎日の出費は少しずつでも、チリも積もれば山となる。
予算は気づかないうちにどこかで使ってしまっているんですね。
そんな人には、簡単に家計管理ができるファイルを使った管理法がオススメです。
名前のごとく、ファイルに分けた予算を「そこにあるだけ使う」シンプルな家計管理法。
「予算の残りも一目でわかるので、家計管理が苦手な人でも感覚的に使える」と人気なんです!
でも、「評判がいいから試してはみたものの、思うように使いこなせない… 」
そんな人も必見です!
誰にでも使えるシンプルな方法だからこそ、コツをつかむだけで驚くほど使いやすくなるんですよ!
ここではファイルでの家計管理のやり方と、よくあるお悩みの対処法についてご紹介します。
コツをつかんで家計管理を手軽にしましょう!
ファイルを使った家計管理法とは?
仕切りファイルを使ってひとまとめに家計管理をする方法です。
一か月の予算をファイル内の仕切りで分けるだけで
「ファイルに入っているお金=使っていいお金」
として一目で予算や残金を把握できるシンプルさがウリです。
やり方さえ覚えれば誰でも簡単に家計管理しやすい方法ですし、通帳やキャッシュカードを入れて一括管理といった使い方もできるので、家計管理もはかどります。
①どんなファイルを使えばいいの?
お札が入る大きさの、インデックスの付いた仕切りの多いファイルを用意します。
100円ショップで買えるジャバラ式の「セクションファイル」を使っている人が多いですが、それ以外でもお札が入る幅で仕切りが多いものなら使えます。
無印のパスポートケース(クリアファイル入り)も使いやすいと話題になり、しばらく品薄が続いたこともありました。
それがコチラ!
出典:無印良品
これはお札が入る大きさのクリアポケットがリング式で入っていて、現金だけでなく通帳やカードまで一括管理できるのが評判になりました。
クリアポケットが外して持ち運べますし、必要ならクリアポケットだけ買い足せるのもかゆいところに手が届く感じで助かりますね~。
無印のは質もいいのでお高めなのですが…
似たようなものが「ファスナーケース」「パスポートケース」として100円ショップで売っている場合もあるので、チェックしてみましょう!
②始める前にする準備は?
1ヵ月の初めに(口座引き落とし以外の)生活費を現金で下ろして、費目の予算ごとに振り分けてファイルに入れるだけ!
簡単すぎます(笑)
③予算はどのように分けたらいい?
ファイルの仕切りを利用して、1ヵ月の予算の分配を考えます。
1:食費、雑費のように費目(使いみち)で分ける
2:一週間ごとの予算で分ける
大きく分けるとこの2パターンです。
1:費目で予算を決めて分ける
毎月、自分の家では何にどれだけ使っているのでしょうか?
食費、日用品、衣服費、保育費など…自分の家庭に必要な費目を分け、予算を費目別に振り分けて入れます。
費目で予算を分けてそこから使っていくので、予算の残りも一目でわかります。
どの費目から出せば良いのか分からないとき、ちょっと困ってしまいますが、そのたびに一つずつ決めていけば次からはスムーズに使えます。
<メリット>
・家計簿をつけなくても、費目ごとに予算を管理しやすい
<デメリット>
・どこの費目から使ったらよいか分からないと、迷うことがある
2:一週間ごとの予算を決めて分ける
単純に、一か月の予算を週で割り、一週間の予算内で生活するやり方です。
ひとつずつの費目を気にせず、週ごとに使えるのでとにかく簡単ですが、無駄な出費がなかったかしっかり確認していかないと、使い方があいまいになりやすいです。
<メリット>
・費目分けで迷わない
<デメリット>
・予算管理があいまいになりやすい
分け方は違いますが、どちらも一目で残高が分かるのが良いところです。
馴れたら予算を見直せば良いので、最初の1、2か月は予算を多めに設定してみましょう!
④あとはお金を使うだけ
お金を使うたび、該当する費目のところからお金を出していきます。
持ち運べるファイルならお財布代わりに使えますし、家に据え置きにして、帰ってからレシートを参考に精算してもOKです。
費目ごとに予算が分かれているので、ファイルの中身の減り具合で、あとどれくらい使えるのか一目でわかります!
その金額の範囲内で使うように意識すれば、家計簿をつけなくても予算生活ができます。
使ったレシートを取っておいて月の終わりに見直せば、予算生活がよりよいものになります。
基本的な使い方はこれだけです。本当に簡単ですね!
よくあるお悩み
シンプルすぎるほどシンプルなこのやり方でも、実践しているうちに「こういう時はどうしよう、困ったな」という悩みが出てきます。
家計管理は続けることが大事!つまづく前に対処しておきましょう!
①予定外の出費に困る
決まって毎月使う支出以外で、
- 緊急時の病院代
- お祝い事のご祝儀
- 手土産代
- etc・・・
など、費目分けしていない出費があると困ってしまいます。
こういう出費に限って万単位の額だったりしますよね!
急に予算からは出せません。
そんな時、どのようにしたら良いのでしょうか?
A:予備費を多めに用意する
毎月使う費目以外に《予備費》として、いくらか用意しておきます。
急な出費にも対応できるお金を入れておくことで、安心して家計管理を続けられます。
一年ほど家計管理をしていると、毎月の出費ではなくても定期的に出る出費も見えてきます。
そこで改めて予算の見直しをすれば、家計はブラッシュアップできますよ。
例: ・お年玉 ・車検代など
②まとめ買いなど、月をまたぐ出費が困る
家族の多い家庭など、お米や冷凍食品などを安いときにまとめ買いしますよね。
今月食べ切るわけではないけど、いずれ食卓に乗せる食材。
セールになってるから安く買えたら家計が助かるし…買おうか?やめておこうか?
予算を気にすると、こういう瞬間って結構あるんですよね!
A:余裕を持った金額設定にしておく・まとめ買いしやすい費目の予算を分けておく
ギリギリにするとせっかく家計節約になるセール時にも買い控えなくてはなりません。
計画的に予算を使うためには、多めに見積もっておくか、まとめ買い専用に予算を取り分けておくとイザというときに困りませんよ。
③クレジットカード払いなど現金の移動がない出費が困る
最近増えつつある、クレジットカード払いや電子マネー払いだと、ファイルの中から現金を引き出さずに支払いができてしまいます。
これが続くと、ファイルの中身と実際の家計がバラバラになってしまいます。
A:現金以外の支払いをしたときはレシートを取っておいて、後でまとめて精算するしかない
レシートが出ない支払いの場合も、面倒でもなるべくメモを取っておきましょう!
このひと手間をかけるだけで、ファイル管理をスムーズに続けられます。
まとめ
・ファイルで予算を仕切って「あるだけ使う」シンプルな家計管理法
・セクションファイルやパスポートケースが使いやすくて○
・一か月の生活費を予算ごとにファイルで仕切る
・そこから使うだけ!
<よくある悩みはこれで解決>
・予定外の出費には《予備費》で対応
・まとめ買い用に、取り分けておくと困らない
・現金以外の支払いは、レシートやメモで後から精算
最後に
家族が多くなれば家計管理もどんどん大変になってきますが、できればラクに乗り切りたいもの。
このファイルを使った家計管理はシンプルなので、今まで続かなかった人でも続けやすいはずです。
家計管理で一番重要なことは、続けること。
なので「50円足りない…」など計算が合わないことで投げ出してしまうより、端数は切り捨てるくらいの大ざっぱな勘定も時には必要ですよ!
簡単に続けられるファイル管理法で、より良い家計にしていきましょう!