どもー!トッポです。
家計管理には家計簿をつけるのが一番ですが、最近では今までの書籍タイプではなく、スマホで使えるアプリタイプのものがたくさん出てますね !
便利そうなのでわたしも使ってみようと思ったのですが、「家計簿アプリ」で検索してみてもたくさんありすぎて、紹介文を読んだ限りでは全部同じに見えます…
一体どれが使いやすいの !? わたしに合ったアプリはどれ !?
アプリのレビューだけでは分からなかったので、評判の良い家計簿アプリをダウンロードし、実際に使い比べてみました。
実際に使ってみると、紙の家計簿にはないメリットがたくさんありました!
今まで結構マメに家計簿をつけていた私も、新たに節約できるポイントを発見することができ、使ってみて良かったです。
新しく家計簿をつけようと考えている人、無料アプリに興味がある人、必見ですよ !!
絞り込みの条件
無料であること
無料でできるだけ多くのコンテンツが使えるアプリがいいです !
有料会員で月額4~500円は、いくら便利でも手が出しづらいですよね…。
利用者数が多いこと
どんなに良いアプリでも、使う人が少ないとサポートが終了してしまいます。せっかく家計簿をつけるなら、長く続けたいですよね。
利用者が多く、経営基盤のしっかりしたアプリを選びたいです。使うのは無料版なので、貢献できないのが心苦しいですが…
厳選したアプリ
多くのダウンロード数とネームバリューを持つ、家計簿アプリの精鋭たちです !
マネーフォワード
- 利用者数は1000万人超(2020年5月時点、公式サイトより)。
- 複数端末からアクセスできるので、パートナーとの共同家計簿も可能。
- 資産運用まで家計簿上で一括管理できるのがウリ。連携サービスの数は2660件。(webサイトにログインできるよう自分で登録してある口座のみ連携可能)
ザイム
- 利用者数は850万超(ダウンロード数=利用者数と解釈)
- 複数端末からもアクセス可能なので、パートナーとの共同家計簿も可能。
- 初心者にやさしい作り。医療費控除ができるか、給付金が出るかなどを家計簿から判断してくれるサービスや、家計簿の内容のバランスを診断するサービスもある。
比較するポイント
実際に5、6月の我が家の家計を入力し、5点のチェック項目で比較していきます。
入出金の見やすさ
まずはこれ!家計簿は入力よりも、データの振り返りが大事です。
これが見やすいことにより、支出の把握がしやすく、家計改善につながります。
入力のしやすさ
とはいえ、毎回入力が面倒くさいと続きません。
スキマ時間にも入力しやすい作りだと助かります。
連携の使い勝手
家計簿アプリの大きなメリットは、銀行口座やクレジットカードに紐づけすることで、入出金を勝手に家計簿上に反映してくれることにあります。
便利な機能なので、連携できる数も重要です。
2つのアプリの強み
アプリのウリ。個性ですね。
二つとも違ったポイントをウリにしています。
個人的おすすめポイント
使ってみて「これいいな ! 」となった、アプリのウリ以外におすすめできるポイントです。
いつも紙の家計簿を開いていたので、スマホでポチポチできるなんて新鮮(笑)
では、比較していきます。
入出金の見やすさ
アプリすごい ! 勝手に入力した入出金で円グラフを作成してくれるので、感覚的に入出金を把握しやすいです。
マネーフォワード
- ぶたアイコンの「家計簿」から、入出金グラフを確認できる。
- 大きめでカラフルなアイコンが視認しやすいので、目的の情報も探しやすい。
- データの振り返りは過去一年間。(欲を言えば前年比まで見たいので残念)
ザイム
- 右下の「分析」から入出金グラフを確認できる。
ザイムの画像ではスクリーンショット一枚に収まらずに切れてしまいましたが、下にスクロースするとマネーフォワードのように情報を見られます。
- データの振り返りは、現時点では無制限に閲覧できる。
ただ今後有料になる可能性を公式サイトで示唆されていて、ちょっと気になるところです。
入力のしやすさ
マネーフォワード
- どの画面からでも、右下に出るオレンジの丸いアイコンから入力画面に移動できす。
- 最初から入力目的なら、アプリの長押しでダイレクトに入力画面に飛べます。
- レシート撮影で手軽に入力できる機能もあるのですが、わたしが試したときは文字化けばかりで読み取れなかったので、手入力メインです。コツがいるようです。
- やや気になる点。入力確定から反映までがやや遅い(重たい)気がします。
今回、何件もまとめて入力していたので、そのちょっとした重たさが気になりました。
- 費目が追加できるので、入力に伴う費目分けのストレスがなく、とてもいいですね。
この費目分けは、入出金グラフの見やすさやデータの振り返りにも影響するので大事です。
ザイム
- 基本的に、マネーフォワードと大きな違いはない。
どの画面からも右下に出るグリーンの丸いアイコンから入力画面に飛べますし、アプリ長押しで入力画面にダイレクトに行けます。
- そしてレシート撮影がうまく行かないのもマネーフォワードと同じ。
背景を白にして、レシートを伸ばして撮影…一体何が悪かったのか、読み込んでくれませんでした。
- 感覚的には、マネーフォワードより、入力後の反映が早い。
レシートを溜めてしまったときなど、この違いが出てくるかもしれません。
- 費目が無料版では追加できない。
ここ、ちょっと…と思ったのが、費目が追加できないところ。ザイム特有の費目分けに慣れるしかないのは、家計簿を乗り換える人にはストレスですね。
連携の使い勝手
マネーフォワード
- 連携サービス2600件超がウリのマネーフォワード。(無料だと登録は10件)
10件が多いか少ないかは使う人次第ですが、クレカや口座を使い分けしている場合などは、最低限の銀行口座やクレジットカード、電子マネー(Suicaなど)を全部連携させると10件はギリギリラインです。
- 連携すると見やすい。
銀行口座を連携すると、同じ銀行にある複数の口座がいっぺんに表示されるので一目瞭然。公式サイトより手軽です !
資産管理に特化しているマネーフォワードならでは、なかなか細やかです。
ザイム
- 表示がシンプル。
複数の銀行を登録していくなら、一覧で見やすそうですね。普通口座のみ表示されています。
- 連携させられる件数は公式サイトにもデータ記載がなく、無制限なのか実際のところはわかりませんでした。
- 口座連携は、自動ですが更新頻度が低く、手動更新の方が早く更新できそうです。
このアプリならではの強み
マネーフォワード
- 資産運用も連携して管理できるのがウリですが、無料だと資産総額は出ても内訳グラフが使えないので、マネーフォワードの強みが活かせません…
- 予算は自分で設定する以外にも、自分と条件の似ているユーザーを参考にできるという面白いサービスもあります。
ザイム
初心者向けのコンテンツが多いザイム。「お金の便利帳」という、医療費控除が受けられるか、給付金が申請できる家計か、などを家計簿上から診断してくれる独特なサービスに興味があったのですが、無料では使えませんでした !
これは本当に残念です。
個人的なおすすめポイント
マネーフォワード
- 費目の追加ができる
「今まで慣れてきた費目がない」など、費目分けは、他の家計簿で慣れてきた人が家計簿を変えるときに毎回悩むポイントだと思います。
他の家計簿から乗り換える人、自分なりの特殊な分け方をしたい人など、費目の追加はかなり便利です。
ザイム
- カレンダーがアクセスしやすい位置にあり使いやすい。
使った総額が日付とともに記されていて、タップして内訳が見られるようになっています。
- 家計簿に入力するたびに褒めてくれます(笑)。好みが分かれるところですが、続けられるモチベーションになるかもしれません !
まとめ 2つを比べてみた結果
無料で機能が制限された状態で比べるなら、「マネーフォワード」をオススメします !!
基本的な入力と支出の円グラフは、二つとも同じくらい使いやすく、見やすい仕様になっています。
連携サービスも、連携具合や手間など、両者さほど変わりません。
決め手はどこ ?
「マネーフォワード」にしかない費目の追加機能です。
家計簿を変えるとき、今まで使い慣れている項目がないのは結構なストレスです。支出を違う費目に無理に入れて、後から「どこに入れたっけ ? 」と探すこともありません。
この費目の追加機能があれば、スムーズに新しい家計簿アプリに移行することができます。
連携サービスを登録できる数が少ないのが難点ですが、すべてを求めずにある程度絞り込んでから使いたいと思います。
最後に
家計簿は手軽で長続きが一番です ! 忙しい生活の中で、スマホでちょこっと入力できればいい家計簿アプリがこんなに便利だとは…!
実際に家計簿アプリを使ってみて、知らずに使わなかったのは損だったなと思えるくらい、無料でも十分便利に使えることが分かりました。
今回ご紹介した2つのアプリは有料版もありますので、まず無料で使ってみて、使いやすいし機能を拡充させたいな、と思えれば有料版に移行することもできます。
皆さんも、便利な家計簿アプリを生活に取り入れて、賢く家計管理しましょう!